作品情報
タイトル | 転生したら剣でした |
公式サイト | 公式ホームページ |
公式ツイッター | |
制作会社 | C2C |
放送期間 | 2022年10月5日~(2022年秋アニメ) |
放送スケジュール | 毎週水曜 23:00~(TOKYO MX) |
オープニングテーマ | 転生したら剣でした(岸田教団&THE明星ロケッツ) |
エンディングテーマ | more<STRONGLY(黒崎真音) |
原作小説 | 小説家になろう |
原作漫画 | comicブースト |
評価 |

作品全体のレビュー
こんな方におすすめ
- 異世界ものが好き
- 主人公は圧倒的チート能力(でもいい人)
- ケモ耳少女が好き
- 逆境から這い上がる系が好き
ココがポイント
- 主人公は剣だが問題ない
あらすじ
転生したら剣でした――。
「知性を持つ武器」と呼ばれる“剣”として異世界に転生した彼は、装備者との出会いを夢見ながら、孤独にスキル収集に励んでいた。
ある時、迂闊にも魔力を吸収される「枯渇の森」へ踏み入り、一歩も動けなくなってしまう。
途方に暮れる中、奴隷として虐げられていた黒猫族の少女フランに出会う。フランは巨大な魔獣に襲われ、絶体絶命の危機に陥っていた。
彼女は眼前に突き刺さっていた彼を引き抜き、その力で窮地を脱すると、彼を「師匠」と名付けて正式に装備者となるのだった。冒険者となったフランと師匠は、お互いにスキルを磨きながらクエストをこなしていく。
フランは強さの果てにある「進化」を目指すために、師匠は少女の「願い」を叶えるために。猫耳少女と親バカな剣の大冒険が始まる!
あらすじの通り、ストーリーは、チート能力を持った(獲得した)剣(主人公)が猫耳少女と出会い、力を貸して少女の成長を手助けする。
という異世界ファンタジーものにはあり勝ちなものなのだが、主人公が剣というところに特徴がある。
通常、人間(生物)が主人公の場合、セリフと合わせた動きがありアニメーションとなっている。
しかし、本作の主人公は剣(生物ですらない)なので、人間のような動きは不可能(飛ぶことはできる)。
ただ、念話で会話ができるようには設定されてはいる。
「いや、でも剣が主人公で大丈夫なの?」
って思いますよね?大丈夫です!
根拠は2つ!
まず1つ目に主人公(剣)の声優さんは三木眞一郎さんだから!

「物語シリーズ」はとにかくセリフが多く、アニメーションも独特な作品。

そんなセリフでもしっかりと視聴者の耳に届き、理解し、聞き続けられる演技をされる声優さんです!
「物語シリーズ」の「貝木泥舟」と聞いた瞬間安心できるはず!
実際、剣(主人公)と人物との会話が続くシーンでも全く不足感や違和感を感じる事はありません!
一人称、一人視点の際はナレーションに近いのですが、しっかりと言葉が耳に入り意味を解釈、想像できます。
また、主人公は剣ではありますが、スキルによって動く(飛ぶ)事は出来るので戦闘シーンも全く問題ありません!


ちなみにヒロインの「フラン」を演じているのは加隈亜衣さんで、「無職転生」のヒロイン「エリス」を演じた方。
「無職転生」のヒロイン「エリス」
「エリス」は、お家柄が良いため天上天下唯我独尊位の超絶自己中っぷりの幼い少女でした。
が、とある災害に巻き込まれ遠くの地に飛ばされて故郷へ帰る旅をする事に。
帰る頃には幼い少女とは言えない身長になる位の期間を要しましたが、この成長していく様をうまく声で演じられてました。
とある回では「船酔いで思いっきりゲロを吐きまくる」のですが、リアルすぎて「ゲロイン」と言われるほどの演技力!

以上の通り、主人公とヒロインを実力派の二人が演じる事で「剣と人間?(黒猫族)」の掛け合いなんかも全く違和感なく見入る事ができます。
そして2つ目の根拠は作画?構図?が格好いいところ!
作画はもちろん良いのですが、「昨今の神作画アニメレベルなのか?」と言われると少し疑問があります。


フランが爪で襲ってくる魔物に詰め寄る

後ろにのけぞり爪をかわす

魔物の股下を滑りながら目線は魔物に

くぐりぬけるタイミングで体を捻り起こしつつ

斬撃のモーションに入り

斬る!!
上図は主人公(剣)とフランが初めて会った時の戦闘シーンですが、動きが綺麗すぎて見入ってしまいました!
ここだけでなく剣とフランのサイズ、重量を加味した動きがとにかくリアル!

この2つの根拠から、剣という生物ではない物と生物のコンビでも上手くやっていけると感じています。(今のところ)

出演者情報
タイトル | 転生したら剣でした |
師匠 | 三木眞一郎 |
フラン | 加隈亜衣 |
アマンダ | 小清水亜美 |
クリムト | 羽多野 渉 |
ドナドロンド | 稲田 徹 |
ネル | 大久保瑠美 |
ガルス | 辻 親八 |